連射ができなくなる前に

久しぶりにゲームで連射してみたら、なんか途切れ途切れになっちゃう事が判明! 「老い」だ!やばいぞ! ってことで、老後もしっかり連射してゲームできるようにブランク作らずプレイしたり、記憶がボヤけないウチに昔のこと書いとこうっていう、備忘録。

スペハリ

1985年にSEGAが出した体感シリーズ第2弾。

 

スペースハリアーは俺が中2の頃出会って、今だに高田馬場にあるゲーセンでやり続けてる鬼ハマりゲームだ。

 

魅力とか、考えたことなかったので改めて考えてみた。

 

まー、まさに「体で感じる」爽快感なんだろうな。普通のシューティングも好きだけど、アレは画面の自機にレバーで指示を出してる感じなんだよな。

 

スペハリは弾や敵、障害物が自分に向かってくる(ハリアーが自分から向かっていってるとも…)ので、実際にかわしている感覚が楽しめる。

 

体がノッてくると更に楽しい。奇声をあげたくなる(笑)

 

ホント、テンションや精神状態にシンクロしてんじゃないかってくらい、それがゲーム結果に如実に反映される。

 

チョットした気の迷いで「あーーーーっ」ってやられて、そっから気持ちを一瞬で立て直さないと立て続けに「あーーーーっ」っとなる。

 

で、ゲームオーバー…

 

この時の虚脱感、そして疲労感もなんか好き。

 

そして、改めて考えて気づいた好きなとこ。

 

このゲームオーバー時、ミスのたびに発せられていたハズの「get ready?」が殊更、心に響くあの瞬間。

 

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ゲーム画面のハリアーが「俺は準備できてるぜ?もう進むのをやめちまうのかい?」と言っているように思え、他のゲームやりたいとかいう陳腐な理由で、手の中の100円を筐体に入れることが出来ない自分の不甲斐なさを卑下しつつ、座席から降りる時のあの寂寥感!

 

また改めて参ります…そう心の中で恭しく頭を下げて筐体を後にする…

 

これは30年経った今でも変わらない。

 

本当に爽快感だけを得て帰れるのは、オールクリアした時だけだ。ま、そん時も2周目始まるから結局、やられて終わるんだが、その場合、おつりの人生的な余裕から、微妙に気持ちが晴れやかになって立ち去れる。

 

しかし、その感じは久しく味わってない。

 

近々、それを達成し、大人になってから得た感覚をこの場に記したいもんだ。